今回の記事はこんな方におススメ
- 小さな子供がいる
- はしかの予防接種をうけなければいけない
どうも!mrwhiteです!!
緊急事態宣言が5月末まで延期になり、自粛生活もいつまで続くのか見通しがつかない日々ですが、新型コロナウイルスが世界的大流行を起している中で、はしかが大流行していることをご存じでしょうか?
ユニセフが発表、新型コロナウイルスの影響ではしかの大流行が起きる恐れがある
国際児童基金(ユニセフ)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界期間(WHO)に指針より、はしかやポリオの予防接種が一部の国で中断されており、今後アウトブレイク(大流行)を引き起こす恐れがあることを警告しました。
ユニセフによると、37カ国で約1億1700万人の子供たちが、はしかの予防接種を予定通り受けられていないおそれがあり、欧州では、MMR(はしか、おたふくかぜ、風しん)の3種混合ワクチンの接種率が低い複数の国で、すでに大流行が発生しているとのことです。
はしかって何?はしかになったらどうなるの?
感染初期
初期段階では、風邪の症状と似ており、鼻水やくしゃみ、高熱が出ます。
特徴的なのは、口内に白い斑点(コプリック斑)が出てきるところです。
発疹期
初期症状が2.3日続くと、少し熱が下がりますが、再び熱が出だし、40度近くの高熱が続き、全身に発疹がでてきます。
回復期
重症化しなければ、発疹が出てから4日ほどで熱が下がり、発疹も1週間ほどで消え、発症してから10日ほどで回復します。
はしかは、肺炎や中耳炎を合併しやすく、重症化すると脳炎を引き起こし、場合によっては死亡するケースもまれにあるとても怖い感染症です。
今後の対策
実は新型コロナウイルスが世界的大流行する前でさえも、はしかの予防接種の接種率は低く、先進国の中でも日本は5番目に多いのです。
はしかの1回目の予防接種を受けなかった先進国上位10カ国の子供の数(2010~2018年)
1 | アメリカ | 286万8千人 |
2 | フランス | 68万人 |
3 | イギリス | 58万5千人 |
4 | イタリア | 48万2千人 |
5 | 日本 | 38万6千人 |
6 | カナダ | 36万3千人 |
7 | ドイツ | 19万5千人 |
8 | オーストラリア | 15万5千人 |
9 | チリ | 15万5千人 |
10 | スペイン | 14万千人 |
はしかの怖さが薄れていっていることなどが原因で接種していない方が多いのかもしれませんが、とても怖い感染症なので、しっかり接種しましょう!
まとめ
新型コロナウイルスが世界的大流行するなかで、様々な影響がでてきています。はしかの場合はコロナと違い、予防接種を事前にすることで、予防ができる感染症です。
病院に行くのも危険視される現状ではありますが、予防できることはしっかり予防していきましょう!